こんにちは。あゆ(@houriajewels)です。
お金を使うことに対して必要以上に罪悪感を感じてしまう人はいるでしょうか。
私もそのうちの一人でした。
お金を節約しすぎて、自分に対して厳しすぎて、自分を失ってた感覚になったことがありました。
▼目次
自分の欲のためだけに使うお金
・学生時代にアルバイトで貯めたお金
・就職して稼いだお金
上記のように自分の働いて得たお金でも、自分のためだけにお金を使うこと、ただ単純に楽しいものだけに使うことが私にとって恐怖でした。
・誰かのためにプレゼントをするお金
・友達と食事するときの交際費
こういうお金は後悔なく使えます。
しかし自分のためだけの欲求のお金となると辛かったです。
・お洋服を何年も買わない
・化粧をしない
・必要以上に外に出かけない
元々ファッションやおめかしすることが好きだったのに、一人で出かけることが趣味だったのに、趣味が一気に無くなりました。
何かしら生産性が感じられないと使えないお金
・仕事や自己投資のお金
・他人へのプレゼント
上記のような散財ができるのは生産性があるから。
誰かを喜ばせることができる。
一人で外食ができませんでした。
外食の必要がある際はなるべく「文化」を学べるような、エスニック料理店などを選びます。
食べたものを写真に撮って、「こんな珍しいものを食べることができた。」と半分教育感覚で行けるレストランを選びます。
写真をSNSで発信して、「文化も発信できた」という生産性を勝手に感じます。
・普通の、お腹を満たすためだけのランチ
・小腹が空いた時に買うスナック
なんでもない普通の日常で使うお金が、私はすごく怖かったです。
基本仕事では家から夕飯の残りモノなどを詰めて持っていきます。
自炊の方がお金がかからないし、残りものを利用できるし、毎日のお弁当にとって都合がいい。
一番「生産性を感じるランチ」です
コンビニでお昼を買う恐怖
しかしこの自分で決めたルールを破ってしまった時がありました。
寝坊して、お弁当を作る余裕がなかった。
「どうしよう、お弁当ないから今日はコンビニで買わなきゃ…。」
「何を買おう、どうしよう…。」
朝の通勤の電車は、とにかく後悔でいっぱいで自分を責めていました。
ランチまでの時間、午前中はずーっとこの悩みの声で頭の中はぐるぐる。
そしてついにお昼。
みんなが普通に食べている中、一人だけ食べないわけにもいきません。
「お昼でただお腹を満たすためだけに買うご飯なんて自炊に比べたら高価だし、こんなのに使うくらいだったら食べなくてもいいや…。」
本心はこうですが、なかなかうまくいかず。
周りの目もあるし、何かしら買わなきゃいけない状況。
重い足取りで近くのコンビニへ。
普段買い慣れていないから何を買えば良いかわかりません。
本当は100円のおにぎり一個(110円以上はダメ)で済ませたいけど、明らかにそれだけ食べていたら変な目で見られるのは承知です。
いわゆるパスタや定食などのお弁当スタイルのものはダメ。
自分には豪華すぎるし、高価だから。
私が唯一選べるのは菓子パン、おにぎり、サンドイッチのエリア。
私はこの3つを何度も何度も往復しました。
あまり時間がかかるとみんなに怪しまれるから、早く買わなきゃという焦り。
この数分、途方にくれそうなことが何度もありました。
結局「ミックスサンド」を選びました。税込250円。
選んだ理由は
1.安い
2.ボリュームがある
3.ツナ、卵、ハムとタンパク質がたくさんあるから
正直味はほとんど覚えていません。
多分、美味しかったと思います。
一人でよかったです。
誰かと一緒だったら、軽くパニックになっていた自分を見られるところだったから。
お金を使う自分を許す大事さ
正直私はまだこの罪悪感と戦っていますが、多くの方には私のようになってほしくないです。
自分の心の声に耳を傾けて、正直になってほしいです。
自分を責める生活を続けると、消耗されます。
コンビニでランチを買うことが、私にとってものすごいエネルギーを使うことになってしまいました。
お金を持つ、貯めることが幸せではありません。
結局そのお金を使わないと幸せにはなれません。
私はすごくすごく幸せになりたいはずなのに、それとは逆の行為を「幸せになるため」にしていました。
本末転倒です。
日常生活で自分の求めているものに正直になることによって、自分の人生が求めているゴールや理想像にも正直になって、近づける気もします。
この無駄なお金の積み重ねが自分を構成し、日々の投資となっていくと今は思います。
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