こんにちは。あゆ(@houriajewels)です。
こちらの記事からの続きでなぜ私が新卒で海外就職をしたかを記載しました。

目次
▼目次
実はモロッコ移住を狙ってた(失敗)
実はマレーシアで就職するつもりは全くありませんでした。
学生時代、モロッコに留学して以来モロッコにどハマりしてから、モロッコが自分のホームプレイスだ!と思い込んでしまい、その勢いでモロッコで仕事を探していました(無謀)。
新卒で何もスキルもなく、仕事なんて勿論見つかるはずがありません。
そんな中、モロッコ在住の日本人が運営しているリヤド(ホテル)が、日本人スタッフをネットで募集しているのを見てこれまた勢いで応募。
オーナーさんが日本に一時帰国している間に、カフェで面接しました。
〜その時出されたモロッコでの仕事条件〜
1.就労VISAは出せない(観光VISAで3ヶ月に一度出国が必要)。
2.リヤドで住ませてあげる代わりに、生活費は削減できるが、月のお給料は日本円で一万円ほど。
3.最低でも2年間は必ず勤務。渡航や一時帰国の費用はでない。
4.一人部屋はなく物置での生活。
5.基本休みはない。
完全に自分には無理な内容でした。
将来海外でホテル業をやりたいという方には良いかもしれないですが、私みたいに単純にモロッコが好き、そこに住みたいという人間にはブラックでしかありません。
働きに行っているのに大赤字です。
そこでモロッコの移住は一旦諦めて、もっと募集のある東南アジアを狙いました。
インドでの仕事探しも失敗
ワーホリやアルバイトではなく、正社員として海外で働くことを決意。
まだまだ情報があまりない「海外就職 X 新卒」で、必死にネットや就職サイトで研究しました。
経験・スキルも何もなくても雇ってくれる、新卒採用の前例があるとなるとアジア圏に絞られました。
〜アジア圏の就労ビザの給与基準額〜
・日本の新卒と大して変わらない&生活費も安い
・貯金がしやすく、生活水準も上がる
・充分に海外で一人暮らしができる
上記の理由から給与が一番高くて、英語が広く話されている国、インドでの就活が始まりました。
しかしインドには実際行ったことがありませんでした。
紹介された会社は、全て日系の会社。
ローカルのインド人スタッフもいるけど主にインドは日系の会社が進出をしているため、現地に行っても日本にいて就職した時とあまり変わらない印象。
・日本人と一緒に働き、日本人に対して営業。
・使用言語は主に日本語。
・休日も週1日のみ。
・渡航費や一時帰国日は一切出ない。
駐在の方と比べて、現地採用は福利厚生や手当などが充実していなく、海外にある狭い日本人コミュニティーの中で生きるため、休日や退勤後も接待で埋まるという自分にとっては恐ろしい罠でした。
日本とは違う文化を求めて海外に渡航したのに、日本よりも濃い日本社会の中に生きるのは私にとって最悪な状況です。
Skype面接や、上司が一時帰国している際に、カフェで面接をしたりしましたが違和感を持ち、落ちたりこちらが断ったりと、悶々として、いつまでも就職先が見つからない状態でした。
就活の経験がある人ならわかると思いますが、いつまでも内定がもらえないと今度は受かることが目的となってしまい手当たり次第とりあえず受けていました。
ただ冷静になってみると、私の目的は受かることではなく、向こうで就職、生活した際に楽しめるか、英語を使ったり現地の人と異文化交流をしたいというのがゴール。
安い給料と十分でない待遇の中、必要以上に働くことが、自分のやりたいことではないときっぱり諦めました。
(特に海外にある日系の会社は、日本拠点の会社よりもやる気がある人物を求めていることが多い)
海外直接の現地採用となると、私みたいに呑気に生活を楽しみたいというよりも、現地でビジネスをやって日本企業に貢献したいという方も多く、やりがい・経験を与えるかわりに過酷な労働条件のところが多い印象でした。
東南アジアの英語圏=マレーシア×外資系会社に絞る
・休みもちゃんと取れて、残業も少ない
・ホワイトな外資系の会社
・日本人が少ない環境
上記のポイントで探し始めました。
そこで見つけたのがマレーシア。
マレー系・中華系・インド系の三民族で移民も多いから英語も話されているし、何より旅行で訪れたことがある。
新卒でもOKな案件が多く、希望の外資系の会社があって、マレーシアでの就活が始まりました。
多分エージェントに登録して三日目くらいにマレー人上司とSkype面接して、私の英語が非常に良いからとすぐ気に入ってもらい、その日のうちに即合格。
・日本→マレーシアの渡航費も出る。
・アパートが見つかるまで、ホテルに泊まらせてくれる。
・英語ができるから手当(Allowance)も付与する。
今までのものから比較すると非常に良く感じ、給料も一般的な新卒よりも良かったことから、私も直感でここにする!とすぐ返事を出しました。
最初からマレーシア就職を考えていなかった
このように私は最初からマレーシア就職を考えていなく、海外で自分の興味のある国で移住したいと思いつつ、現実問題難しく、色々手探りで失敗しながらたどり着いたのがマレーシアです。
短い海外就活で思ったのが、自分が頑張って向こうの条件に合わせるのではなく、気に入ってもらえるところがいいなと感じました。
マレーシアの会社は親切で、ビザの手続きも色々やってくれて、比較的ストレスも少なく、その一ヶ月後にはすぐ私はマレーシアに渡航していました。
このように色々妥協して失敗をして、迷った結果マレーシアになりました。
結果今はいろんなことを経験してモロッコに住んでいるし、それもマレーシアでの経験があったから。
日本で就活して、日本の会社に就職しても。海外に行く選択肢もたくさんあります。
焦って自分の一番の理想の場所に無理していくのではなくて、段階を徐々に踏むのもありだと思います。
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