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【フェミニスト】女性写真家としてインタビューされました

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こんにちは。あゆ(@houriajewels)です。

 

NEUT MAGAZINEにインタビューされました。

 

私が写真家として活動するきっかけや写真に対する思いを話しています。よろしければみてください。

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「日本に必要なのは美の多様性」。元モデル、現写真家の22歳の彼女が「美の基準」に一石を投じる理由 | NEUT Magazine
フェミニスト、と聞くとどんな人物を思い浮かべるだろうか? もしかしたらちょっと過激なイメージがあるかもしれない。欧米ではだんだんと常識となりつつあるが、日本ではあんまり浸透していないように思える。「男嫌い」「ヒステリック」などネガティブなイメージと結びつけられることが多いからだろうか。 もちろん、「男は嫌い」と公言する...

 

 

「日本に必要なのは美の多様性」。元モデル、現写真家の22歳の彼女が「美の基準」に一石を投じる理由

 

フェミニスト、と聞くとどんな人物を思い浮かべるだろうか?

もしかしたらちょっと過激なイメージがあるかもしれない。

欧米ではだんだんと常識となりつつあるが、日本ではあんまり浸透していないように思える。「男嫌い」「ヒステリック」などネガティブなイメージと結びつけられることが多いからだろうか。

 

もちろん、「男は嫌い」と公言する過激なフェミニストは存在する。

彼女/彼らにはそんな結論に行き着いた理由と歴史があるだろうからそれに対しての善し悪しはここでは議論しない。

 

いま注目したいのは、近頃欧米などで、もはや流行りとなりつつあるキュートなビジュアルのデザインやイラスト、写真などでハッピーに発信するフェミニズム。

ここ日本にも「ピンク・フェミニスト」と定義し、かわいく、素敵な女の子たちの写真でフェミニズムを発信する日本人のフォトグラファーがいるのだ。

彼女の名前はAyu Watanabe(渡邉彩友)さん。

 

今回Be inspired!は彼女に会って話を聞いた。

NYLON JAPANに撮影を頼まれたり、イギリスのインディペンデントマガジンSUKEBANやHUNGER TVなどで作品が取り上げられたりしているAyuさん。

 

彼女の写真はガーリーで柔らかく、お花があって、ピンクで…「かわいいの」一言。

でもそれと同時に女の子のお腹のお肉、太もものセルライト、ムダ毛など日本のマスメディアでは取り上げられないような、日本社会が作り上げた「美の基準」から逸脱した「美」を発信している。

 

Ayuさんが「日本の美の基準」に疑問を持ち始め、自分の思う「美」を写真で発信しはじめたのは、10代の頃自身がモデルとして活動していたから。

 

写真を撮り始めたきっかけは、もともと自分がサロンモデルとか読者モデルをやっている時、芸能界の「何が美しい」とか「女の子はこうあるべき」とかそういうのがすごく決まっている風潮に反発したかったからです。それにそういうとこ(芸能系)の写真家とか関係者って大抵男性。男性から見た女性像…それを批判しているわけではないのですが、自分みたいな普通の女の子が普通の女の子を撮ることに意味があるかなって。

 

脱毛やダイエットの広告で埋まる電車や街の看板。

どこの文化にだって「理想の美」は存在しているが、日本は特に厳しいのかもしれない。

 

やっぱりなんか日本は単一国家だからか、特にみんな同じって考えちゃっていると思うんです、「美」以外でも何に対しても。美容業界でもファッション業界でも「こうではいけない」っていう絶対的な価値基準が、絶対的なモノサシが存在しているから、商品を売りやすいし、メディアの広告をしやすい。そういうのって、数字の世界だし、多数派を優先する世界だと思う。ほとんどの女性にも男性にも言えることだけど、「綺麗になりたい」っていう思いはみんな強く持っているから、それを刺激するっていう面では日本は簡単な国だなって思います。

 

この「日本の美の基準」のプレッシャーからAyuさんは摂食障害を抱えていた時期もあったという。

 

もともと写真を撮られる側、出る側にいたから、自分の写真にイイねがもらえたり、かわいいって評価されることが嬉しいと思いながらも、それに苦しめられていた経験がある。ポジティブな感じではあったかもしれないけれど、逆にそれで自分を窮屈にしていたというか、縛られていた部分があって。そのときは自分のことに夢中になりすぎてて、自己防衛しすぎて、綺麗になりたいっていう思いが強くて。でも自分に厳しいってことは、他人にも優しくできないってことだった。それで友達と外食に行っても「これどれくらいのカロリーなのかな」って気にしちゃって、悩み相談もちゃんと聞いてあげれていなかったと思うし、自分に夢中になりすぎていたぶん、相手のことを大事にしてあげられていなかった。だから最初は無理やり友達と外食に行ったり、お母さんが作ってくれたご飯をちゃんと食べることで…他人に私なりの優しさを示すことで、自分にも優しくできた。

 

友達を大切にすることが、自分を大切にすることに繋がり、他人のなかに「社会が押し付けてくる美」ではない「美」を見つけるのが「自分からの解放」に繋がったという。

 

摂食障害じゃなくなってから、自分を好きになったっていうわけではなくて、どちらかというと自分のことがどうでもよくなった。写真で女性を撮っているのも自分よりも他人を見てる方が楽しいとか、興味があるから。だから自分の見た目に自信が出たっていうよりは気にしなくなったと言うほうが正確だと思います。最近はSNSでも全部アイコンが求められるじゃないですか。セルフィーも当たり前だし…。ひと昔前までは自分の自撮りをアップすると、「お前なに芸能人気取ってんだよ〜」ってなってたけど、今では普通。みんな自分の写真をバンバンとっても当たり前だし、有名人じゃなくても、フォロワーがそんなに多くなくても撮るじゃないですか。それがスタンダードになってきている。SNSの種類もたくさんあるし、自分のウェブサイトだってある。みんなが自分を見すぎている時代だから、どんどん厳しくなっていっちゃうのかなって。だから「自分の解放」って意味で写真を始めたっていうのがあるかな。

 

しかしやはり社会の常識から逸脱していれば理解されないこともある。

Ayuさんの作品でヌードの女の子たちの写真をたまたま雑誌のなかで見つけた彼女のご両親は、ショックを受けていたそうだ。

しかしそれを彼女は「人それぞれ」と冷静に受け止める。

SNS上ではせっかくなのでフェミニストであることを発信しているが、彼女は基本的にあえて言うこともなければ、言う必要も感じていないという。

 

無意識のフェミニストって多いんじゃないかなと思っています。わざわざ名乗る必要は全然ないと思うんですけど、平等を信じていればそれはもうフェミニストだなと思います。例えば、性別にしろ、宗教にしろ、人種にしろ、どんな人間でも人権がある。平等であるべきっていう道徳的な部分を理解していればいいと思います。わざわざフェミニストって無駄に調べる必要はないと思う。第一波とか第二波とか、男女雇用機会均等法とかそういう知識よりも楽しい部分の考えを持ってくれれば嬉しい。

 

そんな優しいスタンスを持って彼女は、自身を「ピンク・フェミニスト」だとインスタグラムにアップしたところ反響が大きかったそうだ。

 

私パっと見、あんまり自信ないし、気弱だし、ピンクもすごい大好きだし、ガーリーな印象にとらえられることが多くて。でもその反面、日本では浮くぐらいフェミニスト的な考えを持ってるから、“フェミニン・フェミニスト”って意味を込めて、「ピンク・フェミニスト」って名乗ってみたの。

 

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pink feministより

彼女はフェミニストで、メッセージ性のある作品を撮っている。

でもそもそもは彼女にとって作品の第一の目的は、友達を幸せにすること。

 

自分が(ワキ毛やセルライトについての)プロジェクトで作ったものも、個人的に友達のなかに見つけた繊細な美しい部分を誰か一緒に喜んでいる人がいてくれたらいいなってくらいでした。私的には説教くさく「アートは政治だ」っていうよりも、もっとなんかその友達が喜んでくれることの方が自分にとっては大切でしたね。そういう感じでフェミニストとかもっと身近に感じてもらえればいいなって。政治を考えるのって誰かに説教されたりとか、ずっと受け身でいるよりも主体的にならないとわからないものだし、私にとっては友達が喜んでくれることのほうが大切だったし、暗くて孤独な人間でもつまらない日常をちょっと明るくできるというか、支えられて、寄り添ってあげられるようなものを作っていけたらいい。

 

理想的な社会は「自由と平等、愛を信じること」によって生まれると信じているAyuさん。

 

フェミニズム的な考えもそうだけど、他人の気持ちを考えて誰かを尊重する、とか小学校で習った道徳的な部分を大事にすることが重要。やっぱり今の世の中、携帯ひとつでいろんな情報がはいってきて、その分偏見もはいってきて…そのなかでもっとみんなシンプルに人間関係を築ければなって。例えば刺青いれてるからヤクザだとか、あれがあーだからこうだとかそういうんではなくて、ちゃんと人として接して、お互いに人間関係を築ければ平等な社会が作れるかなって。

 

そんな社会に向けて、私たち一人ひとりができることはやっぱり「周りの人に優しい心を持つこと」から始まると彼女は言う。

 

発信することが当たり前な世の中になっているけど、発信する必要は全くないと思う。むしろそれよりも大事なのは自分の周りにいる人を大事にすること。私が摂食障害を克服したのも周りの友達の気持ちを考えて…だったから、それを一番大事にしたほうがいいなとは思いますね。ネットよりも、自分と自分の周りの人に優しくすれば、結果的に世の中にも優しくできるし、世の中も優しくなるんじゃないかなって。

 

Ayuさんは、典型的な「フェミニストのイメージ」とはかけ離れているかもしれない。

でもフェミニストとは「選択肢」の問題であると考えればそれが当然なのだろう。

例えば、死ぬほど女の子らしい格好をして、ムダ毛を処理しててもいい。

男の子みたいな格好をして自然体のままでいることを選んでもいい。

どちらが間違っているわけでもなく、どちらが正しいわけでもない。

どんな選択をしても、責められない権利を求めるのがフェミニストの一つの形なのだと思う。

そしてAyuさんは「ピンク・フェミニスト」として人々を勇気付け続けてくれるのだろう。

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