こんにちは。あゆ(@houriajewels)です。
海外移住・海外で働くことを夢見ている方は、意外と日本人でも多いと思います。
現に私もそのうちの一人で、大学を卒業したら絶対に日本から出て海外で生活したい、小さい頃からの野望でした。
結婚や永住、駐在妻みたいに、縛られるような暮らしではなく、数年とりあえずその国に一人で自由に住んでみたい、と思う方は多いと思います。
20代独身で社会人経験もほぼない場合は、なかなか自分の好きな国に永住すると言うのは、無理な話に思えるかもしれません。
実際に私も新卒・社会人経験なしで海外就職をし、その1年後には別の国でプチ起業をしました。
学生時代私は特に優秀な生徒でもなく、凡人でどちらかと言うと仕事ができない、堕落した人間です。
しかしそんな人間でも、未経験で海外で働くことができました。
「今すぐ海外で働きたい、けど自分には何も持っていないから無理だ。」
そう思っている方は少し視野を変えて、以下の選択肢を考えてみていただけたらと思います。
目次
▼目次
海外就職
私も実際新卒で海外就職を果たしました。
就職先はマレーシアになりましたが、就職する国の候補としてアジア圏(タイ・フィリピン・インドetc)など選択肢は他にもありました。

現地採用という働き方になり、渡航先にある会社を自分で選んで応募して、就職することになります。
会社を辞めるタイミングも選べるし、ビザなども用意してくれ、現地の日本人の給料基準を超えた給料になるので、生活に困ることはありません。
また日本企業ではなく現地のローカル会社、外資系も選べて、その国ならではの働き方や体験もできるので、とてもレアな人材になれると思います。

※注意点
しかし新卒だと職種が非常に限られていて、コールセンターやカスタマーセンターなどが多いです。
また募集している国も東南アジアが中心で、欧米や中南米、中東、アフリカなどに行きたいと言う方にはなかなか厳しいかもしれません。


駐在員は現地採用に比べて、お給料も待遇も何もかもが恵まれています。
しかし駐在員で行くとなると、日本で就職してから他の国に飛ばされます。
これは会社の都合次第で、自分でタイミングや渡航先なども選べず、果たして本当に駐在員になれるかはわかりません。
新卒で急に海外に駐在員として派遣されるのは、現実的ではありません。
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ワーホリ
ワーキングホリデー、通称ワーホリは1〜2年くらいの間、海外でアルバイトや語学学校、就労なりして働きながら滞在できるビザ。
ワーホリにいくまでの渡航費や、最初の数カ月間は語学学校に行かないといけないため、初期費用はある程度かかるものの、海外就職では候補に上がらないような国に滞在できることが魅力的です。
つまり、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、オーストラリアなどの先進国。
物価は高いものの、ワーホリでアルバイトするにしても日本のアルバイトよりかなり時給がいいと聞きます。
またワーホリの間に本格的に就活をして、現地で就職する方法もあり、チャンスとして非常に良いです。
ワーホリは基本30代までの若者にしか発行されないビザ。
ワーホリは所詮遊び、職歴もつかない、あまり良いイメージが持たれていないですが、むしろ若いうち、元気なうちに使えるものなら使った方が良いと思います。
元気に遊べるうちに遊んだ方がいいと個人的に思いますし、経験としてプライスレスだと思います。
その後の人生の価値観や出会いなど考えると、良い投資になるでしょう。
※注意点
ワーホリは人気の高い国(イギリスなど)は抽選で落とされてしまう可能性が高いです。
申請したからといって必ず通るわけでもありません。
またアルバイトでも農業や日本人カフェなどだと過酷な場合が多いそうです。
1日に10何時間も働かされて、安月給、せっかく海外に来たのにその国を楽しめないなど悪い噂が多いのもワーホリならでは。
また日本人経営のカフェで日本語しか使わない、日本人コミュニティーの中で結局終わるなど語学力が上がるのも本人の行動次第という感じです。
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オペア(Au Pair)
フランスで長期滞在したい方にオススメなのが、オペアビザ(Au Pair VISA)。
こちらもワーホリのビザと同様に、30歳までの若者を対象としたビザ。
フランスのご家庭でベビーシッターをしながら、食費・住居費などの生活費はタダで、報酬を少しもらいながら生活する方法。
インターネットでフランスでベビーシッターを募集している家庭を探し、マッチングする必要があります。
契約も3ヶ月〜24ヶ月と話し合い(延長の可能性もあり)。
住み込みで、生活費は基本向こうのご家庭が負担するので、報酬は月2万円〜4万円程度。
フランス語留学は高額で、物価も高い国。
フランス語ができないけどフランスで働きたい、生活したい。
現地の生活に密着したホームステイで、フランス語を学びたい方にオススメです。
※注意点
週に10時間は現地の語学学校に通う必要があるので、お金は稼げず、貯金を切り崩した生活になると思います。
外食や家で食べる以外の食費は自分で負担。
旅行などの交際費も自分で払うので、お金に余裕がない方は厳しいかもしれません。
またホストファミリーの家に住まわせてもらうので、ホストファミリーとの相性次第になっていくかと思います。
ベビーシッターという仕事で職種が選べないので、子供嫌いの方には厳しいです。
デジタルノマド・フリーランスになる
今の時代パソコンひとつで収入を得ることができます。
つまり会社やオフィスに行く必要がなく、独立してお金を稼ぎ、クライアントから日本円をもらいながら、海外、現地生活を送る方法です。
タイや東南アジア、途上国などは日本の物価よりもはるかに安く、単身で移住するならば、月10万円前後で生活できる国がたくさんあります。
それで日本円で報酬をもらっているので、貯金もたまりやすいのが魅力。
*フリーランスの職種*
・ブロガー(アフィリエイター)
・YouTuber
・プログラマー
・ウェブディレクター
・エンジニア
・ライター
・株・FXトレーダー
上記であげた職種は全てパソコンとネット環境があれば、どこでも働けます。
これ以外の仕事でもたくさんの選択肢があります。
フリーランスは会社やエージェンシーなどを通していなく、働い多分の報酬がストレートに自分の口座に入ってくるので、会社員、アルバイトに比べて、短時間で高収入が得られるという夢があります。
休日なども全部自分で調整できるので、海外で「自由」に生活したい方にオススメです。
1カ国に移住・定住するのではなく、世界を転々と旅しながら生活をしている人もいます。
彼らをデジタルノマド(遊牧民)といい、その自由な人生は多くの人の憧れとなっています。
※注意点
フリーランスになるにはある程度、0から生活費を稼ぐまでの収入源、力が必要です。
ブログやYouTubeなどの発信は始めてから収入を得るには時間がかかり、ほとんどの人が無収入のまま挫折する道です。
新卒でフリーランス、海外ノマド生活を実現したい場合は、学生のうちから発信活動をしたり、プログラミングスキルなどを勉強する、フリーランスを考慮しながら努力していく必要があります。

多くのフリーランサーは会社員生活を得てから独立しているので、若いうちから独立するのにはハードルが高いです。
またコミュニティーに所属していなく、自分一人で稼ぐ必要があるので、現地で友人や知り合いが出来辛く、孤独を感じやすい人は向いていないかもしれません。
またその国に定住したい場合は、フリーランスのビザ基準を超える必要があり、現地での長期滞在許可を得るための手続きなど全部一人でやり切る必要があります。
保険や税金、住民票など自分で決めて考えて行かなきゃいけないことがたくさんあります。
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海外起業
もしどうしても大好きな国がある、そこの現地に密着した生活を送りたいと思っている方は、思い切って起業することをお勧めします。
起業というと難しそうに感じる方がいるかもしれませんが、今の時代資金が少ない状態でもできるビジネスはたくさんあります。
例えば現地情報に特化したメディア媒体を作ったりするのは一人でも、パソコン一台からでもできます。
YouTubeチャンネルを開設するのも資金ゼロからできて、これも立派な起業だと思います。
若いうちから挑戦できることはどんどん挑戦するべきだと思います。
「〜でなければ起業してはいけない」「若いうちはとりあえず会社勤務」というのもただの偏見で、今の時代、中学生で起業している人だっているくらいです。
また起業はたとえ失敗したとしても、その経験は非常に貴重で、最大の自己投資になります。
そしてそれが日本ではなく海外が拠点というのは注目度が倍増します。

※注意点
リスクが伴い、成功する確率が低いです。
また起業は精神的にも肉体的にもハードになる可能性があり、0から収入というよりも、0からビジネスを作るので、やる気が求められます。
その国に移住したいというよりも、自分のやりたいことや事業に情熱がある方が重要です。
海外移住がゴールではなく、ビジネスを確立するまでの道中や失敗、過程を全て愛する必要があります。
ゆるく、とりあえずその国で生活したいという方は合いません。
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JICA 海外青年協力隊 ボランティア
JICAの運営する海外青年協力隊も海外移住の候補に入れるのをお勧めします。
1〜2年間途上国に赴任しながら、現地の国際開発に関わっていく仕事です。
ボランティアですが、給料や生活費が支払われ、働きながらも、その国を楽しめるくらいの余裕があります。
また途上国を中心とした日本ではあまり聞かないマイナーな国で現地に密着した生活がくれるという、とても貴重な経験ができます。
JICAや現地でも信頼できる守られた機関の中で働くので、安全であり、仲間もたくさんできて、メリットがあると思います。
ただその国で生活する以上の経験を報酬をもらいながらするので、悪い評判をなかなか聞きません。
JICAが終わった後も現地で起業したり、その国に関わった働き方をしたりと、自身の人生や、幅を広げてくれる経験になると思います。
途上国や開発学、人類学、国際関係学に関心がある方にはぴったりです。
※注意点
ボランティアなので、高収入を得たい方はお勧めしません。
また新卒や未経験でもできる仕事はありますが、かなり限られてしまいます。
ボランティアで赴任する国も希望を聞かれますが、自分が全く想像・希望していなかった国に派遣される可能性も大です。
先進国(ヨーロッパや北米)が好きな人、キラキラな留学生活が好きな人にはむかず、ある程度衛生面などに免疫があるなど、忍耐力が必要です。
精神面ではなく、肉体面でも良好な健康状態が求められ、健康診断も厳しいと聞きます。
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まとめ
以上私が考案する、20代で社会人経験が少ない、未経験の状態でも海外で働く、単身で海外移住を叶える方法を書きました。
それぞれメリットデメリットがありますが、一番自分に合う、近いのを探して、現地に行ってからまた違う方法で滞在するのもアリな世界です。
20代で若いうちは考えもやりたいこともコロコロ変わるので、その時ピンと来たものややりたいことを、直感に従ってやるのは、悪くないなと個人的に思います。
一人で突然海外に行くのはメインストリームと離れていて批判を浴びやすく、白い目で見られることもありますが、長期的な安定というのは案外挑戦から生まれるものなので、是非行動的になってみてもいいと思います。
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