こんにちは。あゆ(@houriajewels)です。
北アフリカの中東、地中海に面している独特な国といえばモロッコ。
女子旅やバックパッカー、新婚旅行などのリゾート地としても各方面から人気のある国。
モロッカン・スイーツを紹介します。
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モロッコの料理について知りたかったらこちらの記事をチェック↓


▼目次
- スフェニ(Sfenj)
- チェバキア(Chebakia)
- ブリワット(Briouat)
- ガゼルの角(Gazelle horns)
- ムハンチャ(M’hancha)
- フェッカ(Fekass)
- ミルクパスティラ(Ktefa)
- モロッコ人はスイーツ好きじゃない?!
- 西洋のケーキやスナック菓子が人気
スフェニ(Sfenj)
スフェニ(Sfenj)は、モロッコのストリートフードとして有名。
揚げドーナッツで、朝食やおやつに食べられます。
砂糖がトッピングされたもの、プレーンのもの、蜂蜜をかけたりして食べます。
モロッカンミントティーやコーヒーと非常によく合います。
揚げたてはもちもち、熱々でとても美味しく、ぜひ旅先ではトライして欲しいおやつ。
お値段もお手頃で、1つ1DH(12円)。
日本でいう揚げパンに似た、懐かしく、素朴なおやつです。
家でも簡単に作ることができますが、多くのモロッコ人のママは朝方やお昼時にメディナで大量に買って、子供たちに与えます。
チェバキア(Chebakia)
バラの花びらのようなデザインと茶色いペイストリー。
パイ生地を油で揚げて、蜂蜜とローズウォーターを混ぜた甘いシロップを浸して、白ゴマをトッピングさせた激甘スイーツ。
チェバキアはモロッコでも若干高級なスイーツ。
ラマダンやイード、結婚式など、お祝いの席でみられることが多いです。
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ブリワット(Briouat)
ブリワットは甘い、三角形の春巻きのようなお菓子です。
インドや中東の料理、サモサとも似ていますが、サモサは中に香辛料で味付けされたジャガイモやひき肉など、おかず系。
しかしモロッコのブリワットは、中にデーツのペーストがあんこのように甘いペーストが詰められています。
またアーモンドやナッツ類を砕いてシナモンを混ぜたものなど、バリエーションがたくさんあります。
油で揚げた後甘いシロップをかけてゴマを振りかけるとモロッカン風のスイーツになります。
ピスタチオやヘーゼルナッツを砕いたものを振りかけても、美味しく出来上がります。
ガゼルの角(Gazelle horns)
小麦粉ベースの生地にオレンジフラワーウォーターを入れ、シナモンパウダーを振りかけ、アーモンドペーストを詰めた三日月形のクッキー。
ガゼルの角は、アーモンドが含まれているため比較的高価で、特別なイベントの時にミントティーと共に提供されます。
モロッコだけではなく、北アフリカ全体(チュニジア、アルジェリアなどの隣国)でお祝いの時に出される上品なデザート。
この三日月状のデザインが鹿の角のようなことからこういった名前になっているそうです。
ムハンチャ(M’hancha)
ムハンチャは別名スネークパイ(Snake Pastry)とも呼ばれます。
ワルカというパイ生地にアーモンドペーストを入れ、ヘビのような形にし焼いた伝統お菓子。
アーモンドペーストはアーモンド、砂糖、シナモン、マスチックパウダー、バター、オレンジフラワーウォーターを混ぜます。
ムハンチャはお祝いの際には、大きい形状で作られることが好まれるため、棒の端から小さな部分を切り離していきます。
焼き上げるときは、パイ生地に粉砂糖をまぶしたり、蜂蜜を塗ったりします。
スネークケーキにスライスしたアーモンドと挽いたアーモンドを添えて、甘いミントティーと一緒に食べられます。
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フェッカ(Fekass)
フェッカはビスコッティ、モロッコのクッキーです。
モロッコでは、さまざまな形やサイズで、いろいろな種類のトッピングがされています。
アーモンドとレーズンを混ぜたものが基本です。
バリエーションとして、ごまの種とアニスの種だけのシンプルなバージョンのレシピを作ることもできます。
またアーモンドの代わりにピスタチオやヘーゼルナッツなど、他のナッツを代用することもできます。
砂糖やシロップがたっぷりと使われたモロッコのお菓子と違い比較的パクパク食べられるビスケット。
この固さと熱いミントティー、コーヒーがとてもよく合います。
ミルクパスティラ(Ktefa)
Ktefaは、「ミルクバスティーラ(Milk Bastilla)」と呼ばれる伝統的なモロッコのデザートです。
サクサクしたワルカのパイ生地をミルフィーユのように積み重ねて、揚げアーモンドの甘みとカスタードソースをオレンジフラワーウォーターで香り付けします。
砕いたナッツやフルーツを生地の各層の間に追加するか、飾りとしてトッピング。
パイ生地のワルカを先に揚げるか、パイ生地にバターを塗って焼き上げることもできます。
モロッコだけではなく、フランスでも愛されているおしゃれインスタ映えデザートです。
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モロッコではモロッカン・ヌテラ(Nutella)と言われるアムルー(Amlou)も伝統的な甘いジャムです。

中東スイーツ全般について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

モロッコ人はスイーツ好きじゃない?!
モロッカン伝統スイーツを紹介してきましたが、これらを現地モロッコのお宅やモロッコ人が普段食べている姿は、実はあまり目にしません。
レストランや屋台でこのようなデザートを頼んでいる多くが、外国人観光客です。
では普段モロッコ人が何を食べているかというと、フルーツやフレッシュジュースなどが多いです。
モロッコはフルーツがとても新鮮で安く手に入ります。
ザクロやイチジク、デーツなど中東らしいフルーツが人気です。
モロッコ人は日本人に比べてフルーツ好きな人が多く、フルーツサラダやフルーツパフェも街中で人気の商品。

よく日本人と外国人を比較する際、外国料理は味が濃くて、外国人は甘いもの好きと表現されます。
しかし私個人の体感として、モロッコ人に関してはあまり甘いもの好きという印象はなく、健康的で自然な甘み、フルーツなどを好む傾向があると思います。
もちろんミントティーに砂糖をたっぷりと入れたりしますが、甘いものをたくさん食べるというよりも、食後に少しだけ摂取するなど、バランスが取れている気がします。
またモロッコ料理も香辛料や油など、調味料が非常に少なく、味が濃くありません。
西洋のケーキやスナック菓子が人気
フランス系のベーカリーショップでは、生クリームやチョコたっぷりヨーロピアンなケーキが日本円でひとつ100円以下で売られていたりと、地元民に親しまれています。
ハヌート(Hanout)というモロッコのコンビニのようなところでも、板チョコやクッキーなど、スペインやフランス、ドイツ系会社のスナック菓子が売られています。
安価でアクセスの良いお菓子に比べて、モロッカン伝統スイーツは高級品。
作るのにも時間も手間もかかるので、家でお母さんが作るようなスイーツでもありません。
またお祝いの席で大量に出されて、みんなでシェアするのが基本なので、外国人観光客のように日常から一人で伝統スイーツを食べるというのは少し奇妙かもしれません。
モロッコでも親しまれている、アラブ系のスイーツはなんとネットからでも購入できます。↓
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