こんにちは。あゆ(@houriajewels)です。
海外移住、仕事や留学、国際結婚、駐在妻などいろいろ形があると思いますが、正直うつ状態になって鬱病になって動けない、働けない、外に出られないなど、深刻な状態になってしまう人も中にはいます。
今すぐ帰国したいけど、そんな簡単に帰国できない状態だし、相談できる友人が身近にいなければ、病院に行く気にもなれないという人も多いと思います。
何か状況を変える必要があるけど、なかなか今すぐ環境をガラッと変えられない、でもこのうつ状態を少しでも良くしたいと思う方のお役に立てば幸いです。
▼目次
海外生活、実は華やかじゃない
海外留学や海外の生活の情報発信をされている方のSNSやブログ、YouTubeなどは大体「キラキラ・華やか」現地情報を発信されている方が多いです。
「もう帰国したくない、ここがセカンドホーム、最高の出会いばかりだった。海外に行って価値観・人生が変わった。」みたいなイメージがどうしてもあると思います。
実際に私もそんな新しい出会いと場所で、今までにはない充実した人生と新しい自分が待っていると、海外就職する前は夢見ていた所がありました。
しかし実際海外に来ても、自分自身は全く変わらないし、劇的な変化などない事に気付きました。
日本でも人付き合いが苦手でストレスを感じていたのに、そんな人間が海外に行っても、良好な人間関係が築けるはずがありません。
むしろ言語や文化などの壁があるので、日本より友達や信頼できる人を見るけるハードルが高いです。
「新しい土地ではもっと積極的になるぞ」と今までの自分とは真逆の人生を海外生活で期待し、気合を入れすぎますが、そう簡単に映画みたいに毎日色々な出会いがあってドラマチックな日常はありません。
むしろ日本に住んでいたときのよりも全てがうまくいかず、理想と現実のギャップに苦しくなることがあると思います。
住んでいる国の旅行メディアを見る
帰国したくなったり、自分が住んでいる国が大嫌いになったらその国の旅行情報を扱っているメディア媒体を見るのがお勧めです。
旅行メディアはその国楽しいところやオススメの観光スポット、グルメ情報を扱っているので、みているとその国に行きたくなるように視聴者に伝えています。
海外に住むと日常の風景になりますが、改めて初心の気持ちに戻してくれる、ワクワク気分にさせてくれる、SNSのキラキラ系の旅行アカウントとか見るのをお勧めします。
日本食が恋しくなることがあるかもしれませんが、現地の美味しいグルメなどを今一度体験してみると、楽しくなってくると思います。
週末や空いた時間で、観光スポットに行ったり、その国ならではの楽しさと今一度向き合ってみましょう。
またその国に住んでいる人のブログなどをみて、楽しんでいる様子をみることも、前向きな気持ちにさせてくれます。
あまり深いことを考えず、都合の良いところを適当にとっていきましょう。
日本の嫌な部分を思い出す
日本の全てが恋しくなるかもしれませんが、それは外国で離れたところから見ると改めて感じる部分です。
「隣の芝生は青い」というように、外側から見ると全てが良いように写ってしまいます。
海外生活する前の日本で感じていたストレスや、日本の嫌なところを徹底的に思い出して「今自分は日本を出れてよかった。」と思うことです。
・花粉症
・朝の満員電車
・自然災害(地震&台風)
などを私はよく思い出していました。
SNSで海外在住者の日本人と繋がる
海外在住者ならではの悩みなどがあると思いますが、もし身近にそう言った愚痴などを話せる友達がいない場合は、SNSやネットを使って個人的な思いを発散したりすると気分が晴れます。
実生活では話せないような悩みをネットで発散することで、自分と同じような境遇の人と繋がれます。
同じ国に住んでいる人ではなくても、海外在住や留学という共通点だけでもたくさん話せることがあります。
お互いの顔やリアルで繋がっていない関係だからこそオープンに話せる、繋がれるというメリットがネットにはあります。
実名でやる必要もないし、身元なども隠しながらネット友達は作れるので、孤独で誰かと話したい方にはお勧めです。
電話相談
誰かと声を使って話したい場合は、電話相談など無料で引き受けているところもあるので、症状が深刻な人はそういったプロの機関に頼った方が良いかもしれません。
しかし海外から日本に電話するのはお金がかかり、または海外からの電話を受け付けていないなど、日本で「いのちの電話」に繋げるより面倒で、スムーズにいかないことがあるかもしれません。
メールなどで相談できるところもあります。
知人や家族などリアルな人間関係の中で相談するよりも、こちらの方があっている人がいるかもしれません。
運動を取り入れる
運動することで自律神経が整えられます。
動きたくないと思っても運動をいざ始めると元気になって、さらに動きたいと思うようになります。
運動を始めた初期段階は、わざわざジムに行ったり何キロもランニングする必要はありません。
最初は家でスクワットをしたり、腕立て伏せをしたりと、軽い動きやストレッチをするだけでも気分が良くなったりします。
オススメしない行動
海外で鬱になったとき、やらない方が良い行動をまとめます。
落ち込んだり嫌なことがあったら引きこもる方もいると思いますが、基本オススメしません。
たまにずっと何日も家を出ない、週末は何もしないで自分の殻に閉じこもることは誰にでもあること。
しかし引き篭もれば引きこもるほど、どんどん鬱っぽくなっていく傾向にあります。
これが習慣になって外に出るのが怖くなる、人と会うことに免疫がなくなってきたら危険かもしれません。
旅行や行動的な趣味を持っている方は、明るく前向きな人が多いです。
幸い外に出るほど、どんどん人間は外に出たくなります。
最初は気が乗らなくても、明るい人がしている趣味などを真似て行動してみると、不思議と思考も明るくなってきます。
出会い系やマッチングアプリを闇雲に使うのもあまり良くありません。
出会い系アプリを否定しているのではなく、うつ状態の中こう言ったアプリに頼るのは、使い方によってはさらに悪化してしまうかもしれません。
そういったアプリでは詐欺や相手をリスペクトしていない軽すぎる関係だったりと、自分を傷つけてくる人がいる割合が多い傾向になります。
街コンや婚活などをして結婚することで全部解決できるかも、という思考も良くありません。
失敗した時に余計打撃を受けます。
鬱を治す、改善するには、あまり他人の行動に期待しない方が良いです。
他人が自分を幸せにしてくれるのではなく、自分で自分を幸せにする方法を見つけることが重要です。
自分の問題を他人が解決してくれることはありません。
マッサージや散歩、自然の中に行くなど、セルフケアの方法はなどがたくさんありますので、落ち込んでもそのことに囚われず、楽しいことを都合よく生活に取り入れてみてください。
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