こんにちは。あゆ(@houriajewels)です。
こちらの記事にも記載した通り、現在イスラム圏は「EID(イード)=祭」真盛り。

イードでは普段あまり食べない、高級なアラブスイーツがたっぷり食べられるご馳走の時。
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▼目次
ベジタリアンには辛い犠牲祭?
犠牲祭・イードの時期は、日本でいう年末年始やお盆のような感じです。
2020年のイード・アル=アドハーは7月30日に開始し、8月3日に終了します。
イード・アル=アドハーはイスラム教で定められた宗教的な祝日。
全世界のイスラム教徒が喜びを共にしています。
犠牲祭では名前の通り、たくさんの羊が犠牲にされています。
モロッコでは多くのムスリムが自分の手で羊を殺し、その羊の全部位(心臓や肝臓も)を美味しくいただきます。
ちなみに私はヴィーガンです。
しかも体や胃がお肉やお魚が合わないということではなく、動物愛護のため。
いわゆる「エシカル・ヴィーガン」という部類になります。
イスラムに関心はあるものの、私はイスラム教徒(ムスリム)ではありません。
モロッコ(北アフリカのイスラム圏)にも中期で滞在していたり、留学の経験もしましたが、犠牲祭は体験したことがありません。
そして犠牲祭の時期はイスラム圏に滞在したくないなあと改めて思います。
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残虐なシーンは見慣れているベジタリアン
ヴィーガンになったのは、残虐な畜産のシーンと向き合ったことから始まりました。
なので動物が殺されてお肉に製造されるシーンは、肉食の人よりも数多くの動画や映画を見ている自信があります。
一見ヴィーガンの方は平和主義でおっとりした、頭の中がお花畑というステレオタイプがありますが、むしろすごく現実的な気がします。
・ホロコーストのように動物が虐殺される様子や動物がエンターテイメントとして虐待。
・それに伴う環境破壊。
・植物性のものだけで十分に栄養も取れて楽しめる発展した現代文明。
これらと全部現実に向き合って、冷静に考えたら私はヴィーガン生活をしていました。
しかしモロッコで数日間の間に何万等の羊が犠牲になり、町が血の海になっていく様子は正直耐えられません。
犠牲祭もハラルフードも時代遅れ?!
宗教や伝統、文化は非常に根強く、パワーがあります。
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何千年前、羊を殺してお肉を人間が食べていたのはわかります。
だってそれしか食べるものがないのだから。
食の選択肢が狭かったから。
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私はこのイスラム文化を否定したいわけではありません。
むしろこの犠牲祭にきちんと人が向き合って欲しいと思います。
普段お肉を食べているのに、犠牲祭の様子だけを見て「残虐だ」というのは違う気がします。
犠牲祭だろうがお祝いだろうが、なんでもない安物の肉だろうが、動物にとって同じです。
彼らが直面する結末は「死」だけです。
理由や用途がなんであれ、彼らにとっては全て一緒です。
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この犠牲祭だけが残酷ではありません。
肉やお魚、動物の命を殺して食べている普段の食事は全て一緒の背景です。
ハラルフードではイスラムのお祈りをされた上で殺された鶏肉や牛肉が販売を許可されています。
しかし、お祈りされたから殺されて歓迎する動物は本当にいつのでしょうか。
ホロコーストで多くのユダヤ人が犠牲になりましたが、もしこのユダヤ人たちがドイツ兵にお祈りを唱えながら殺されたら、彼らやその遺族たちは心が満たされるでしょうか?
結局は殺す側の自己満足に過ぎない行為です。
命を犠牲にしないお祝いをしよう
つまり何が言いたいかというと、伝統や文化の理解は大事だけど、時代の流れに適合することが重要だと思います。
このブログでも何度も述べていますが、現代でお肉やお魚を殺す必要がないくらい、植物性のもので栄養も楽しみも十分に味わえます。
そして現在世界が直面している環境破壊や地球温暖化を無視することはできません。
最近になってやっとプラスチックバックが有料化されましたが、動物性の食事を減らすことでも環境に貢献できます。
環境破壊や地球温暖化を無視してまでも「古い伝統・慣習」を守る必要があるでしょうか。
羊を実際に殺すのではなく、お祈りやパーティーなどでイスラム教の人たちは十分にお祝いできるはずです。
以上ヴィーガン・ベジタリアンの私が思う犠牲祭・イードについての感想でした。
もちろんイスラム教徒になるには、全員が肉食にならなきゃいけないというルールもありません。
ベジタリアンがタブーの世界でもありません。
次回の記事ではムスリムのベジタリアンが過ごす犠牲祭の様子や「ヴィーガン・イード」を実際にしているコミュニティーについて書いていきたいと思います。
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