こんにちは。あゆ(@houriajewels)です。
私はベジタリアンの食生活を送っています。
しかし食生活だけではなく、ライフスタイルとして、菜食主義を取り入れています。
その際に多くのベジタリアン・ヴィーガンができないこと。
動物園や競馬などの動物をエンタメにしたビジネスを消費することです。
その理由について解説します。
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先日に北海道にある、おびひろ動物園でインドゾウ、名前はナナちゃんが死亡しました。
動物種:インドゾウ 愛称:ナナ 性別:メス 年齢:59才
1961年 インドにて出生
1964年4月 おびひろ動物園に来園
これが59年生きてきた、彼女の一生をまとめたものです。
とてもシンプルです。
ナナちゃんはインドで生まれした。
わずか3歳で急に日本人に拉致され、家族も誰もいない、動物園で56年間、同じ場所で、毎日人から見物される生活
彼女の人生は幸せだったでしょうか?
北朝鮮の拉致事件は世界的なニュースになるのに対し、動物に対して人間は平然とやっています。
この象だけではなく、動物園・水族館・サーカスなどにいる動物たちの多くは外国で拉致してきたものです。
彼らは突然家族から引き離されて異国で人間の思うように扱われ、死ぬまで消費され続けます。
このナナちゃんは、毎日人からじろじろと見られて、幸せだったでしょうか。
楽しんでいるのは、人間だけだと思います。
「ナナちゃんはみんなから愛されていた」というコメントを見ますが、そう思えませんでした。
同じ場所に一人ぼっちで、ずっと56年も、殺風景の中、自由に動けない状態。
人間から娯楽消費される毎日。
これが愛されるということでしょうか。
コロナ・ウイルスで外出禁止になり、人々がストレスになっているといいますが、動物園や水族館の一角で一生を終える動物もいます。
何もかも揃っている家の中でずっといるだけでもストレスなのに、動物園の動物たちはもっと過酷な状況です。
・娯楽も何もない
・冬は寒い、夏は暑い
・食べ物も自由に選べない
・毎日人の目を感じる
・殺風景
動物も人間と同じように感情があります。
親と離れたら泣きます。
子が目の前で拉致されたら、親は泣き叫びます。暴れます。
動物にも母性があります。
ナナちゃんはストレスから異常行動を起こしていました。
人間でいう、うつ病患者や精神異常者と近いでしょう。
動画がこちら↓
そのナナちゃんを見て、見物人は笑って真似をしています。
おそらく誰も彼女の行動をストレスだと思っていなかったのでしょう。
無知は怖いです。
彼らは本当にただ、娯楽・エンターテイメント・レジャーのためだけに、人間に消費されるのです。
人間が生きていくために必要ではありません。
動物園で働いているスタッフや経営者たちは本当に、それしか仕事がないでしょうか。
動物を虐待して消費する働き方ではなく、彼らを保護して愛するようなビジネスも生み出せないのでしょうか。
子供たちが動物園などの施設以外で、動物に興味・関心を持つ方法は他にもないでしょうか。
小さい頃、私は動物園をずっと楽しい場所だと思っていました。
無知だったし、遠足で行く場所だし、水族館とかも定番のデートスポット。
囚われている動物たちを、人間の身に置き換えてみると、本当はすごく恐ろしい場所だと思います。
動物が好きで動物園に行く方、本当に動物が好きなら、行くことをお勧めしません。
そして、ベジタリアンやヴィーガンの友人や恋人がいる際はくれぐれも「動物園デート」を誘わないようにしましょう。
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